「なぜ今、子どもたちが見えにくくなっているのか」 ポン研ワークショップ (sonia_rykiel_2001)

○子どもは変わったのか? 
キレる子どもの問題は、必須ミネラルである、カルシウム不足など、食生活の変化に遠因があるのではないか?障害を抱えている子どもによる、不幸で痛ましい事件を、マスコミがセンセーショナルに取り上げすぎてはいないか?(かいたさん)

昔も今も、基本的に子どもは変わっておらず、ただ、我慢する力、耐性が少し弱くなったように感じる。(フラフープさん)
  
いや、受験競争の低年齢化こそが、子どもを根本的に変えてしまった元凶なのである。90年代の早期教育(幼児教育)の流行は、子どもから、素直な感情の発露を奪い取ってしまった。大人になってから子ども時代をやり直し、追体験する人が増えている。体感を伴わない知識のみをつめこむ早期教育は、将来破局的な結果を日本にもたらす。ある
い は もうすでにその兆候が社会にあらわれているのかもしれない。(フォーサイトさん)

 ○子どもとは何か?
子どもの線引きはむつかしい。子どもを「理解」することは、いつの時代も不可能である。そうであるならば、まず少なくとも子どもを「了解」することから始めたらどうか。子どもの不可解さをまるごと認め、同意することはできるはずだ。大人と同じような認識の枠組みで「理解」しようとするところに問題があるのではないか? (かいたさん)

 ○教育を広げるということ
教育機能が学校のみに占有されている。しかも失敗すれば再起がむつかしい社会でもある。この硬直化した日本の学歴社会は「ところてん」方式とでも呼ぶべきものであり、そうではない、もっと柔軟な教育システムへ転換すべきである。例えば、生涯教育やリカレント教育の実践は、社会を良い方向へ変えていくのではないか? (かいたさん・らくださん)

 ○社会変動と子どもの変化は関連があるのか?
今の子どもたちは、異なる年齢層と遊ばなくなった。たとえ友達と「遊ぶ」にしても、黙々とゲームをする、マンガを読むなど、ばらばらである。ただ一緒にいるだけの子を「友人」と言えるのか。携帯電話やビデオゲームなど、社会環境の変化が子どもたちも変化させているのは明らかである。(暴発さん)

いや、そうではない。現代の子どもたちは、濃密なコミュニケーションというものを避ける傾向がある。また、TPOに応じてコミュニケーションの形態を変えている。大人が心配する必要はない。意外とたくましく、そしてしたたかに生きている。(かいたさん)

個別の社会変動に注目するのではなく、現代社会の一つの大きな傾向として、「連帯感の喪失」があるのではないか? 日本の戦後社会のあり方がまず、問題であり、子どもたちだけでなく、我々大人たちも、ある種の大きな喪失感の中に置かれている。(りょうさん)

 ○子どもたちとどうつきあっているか(私の教育論)
子どもたちを指導したり、教育するのは、とても大きなパワーを必要とする。ほめる、けなす、はげます、時にはどやしつける。全身全霊をかけた、人格と人格、魂と魂のぶつかり合いなのである。時には、懲らす教育、儀礼やマナー、社会常識を力ずくで教え込むことも必要だ。(にんじんさん)

これまでの教育には、自己表現すること、自己表出するという面が欠けていた。ダンスは、肉体と精神を表現する総合芸術である。現代の子どもたちは、自己表現する方法を、例えばダンスを通じて教えてあげれば、こちらが驚くほど活き活きとこなす能力を秘めている。厳しいレッスンを通して、協同作業の大切さを身につけることもできる。(ダンサーさん)

 ○そにあくんの感想
  たくさんの方からご意見をいただきました。ありがとうございます。教育は実践するもので、討論の俎上にのせること自体に無理があると感じていましたが、さまざまな角度から議論が出てきて、正直驚いています。教育は、非常に大きなテーマなので、これからも引き続き議論していきたいと思っています。
2003年4月21日(月) 午後10時47分sonia氏投稿より
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  # by ponkenblog | 2004-07-29 01:35 | education

携帯からの動画投稿例 (ブログの機能紹介2) dancer01jp

携帯投稿機能で送信した動画を見るためにはQuickTime Player 6.5以上が必要になります。

『監獄の誕生』をアップしてみたんですが、読み取れないですか?

次は辞書の棚ですが、年季の入ったものあり、最近の出たので皆さんがお持ちの辞書もあと思います。
一番下の動画には『ポストモダン事典』も写してるんですが、読み取れないかもしれないですね。



携帯のムービー機能をつかって、私の本棚を撮影したものを、投稿してみました。
写真同様、私の携帯の画素数の問題はありますが、一応可能だということがわかりました。
30㎝引きの動画は、文字が判別できないし、近づけると手ぶれの影響が大きいので、携帯の撮影の悪さは、ご勘弁下さい。
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  # by ponkenblog | 2004-07-27 17:47 | information

携帯からの写真投稿例 (ブログ機能紹介1) dancer01jp

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ポン研のブログですが、どのうような機能があるのかを、披露するために、携帯から撮った、写真をアップしております。
近所に高級ペルシャ絨毯のお店ができましたが、余りに高すぎて誰も入店していることをみたことがありませんでした。しかし、倒産もせずに、店舗を広げているので、よくみると、古美術商の認可もあり、色々と美しい中国製箪笥や、ヨーロッパのものと思われる美しい女性のついた灰皿のような陶器がありました。私はこのようなものに詳しくないですが、分かる人がいたら、教えてください。
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  # by ponkenblog | 2004-07-27 17:35 | arts

ブログにおける有効性と展望(2) dancer01jp

 現在、過去のポン研における活動がメーリングリストに残されている。それらは、勉強会の資料や、研究会の結果報告もあり、リマインダーなどのお知らせなども含まれている。そして、メーリングリストのサイト中にある「ブリーフケース」などにも、ソニア氏のご尽力により、様々な資料やアーカイブが残されている。それらの中には、著作権を侵害しないように公表できない物も含まれている。従って、ここのブログで掲載しているのは、過去にメーリングリストに投稿されたもので、尚且つ、本人のオリジナルの文章であり、本人の許可を得て、そして、他の人にも公表することで有効であるとポン研ブログとして、考えたものである。
本来は、この記事の掲載も、ポン研のメーリングリストに投稿してから、掲載すべきであるが、現在、メーリングリストの管理者ソニア氏が約40人いると思われるポン研のメンバーの詳細を把握していないので、正式なメンバーが誰なのであるかが、特定で出来ていない。(この中には、情報だけをもらって、他で自分の利益に使用する輩もいるのではないかと、怪しむ。)むしろ、この活動に興味を持ち、ブログに感心のあるメンバーに閲覧してもらうために、ブログそのものにこの考察を掲載することとした。(それに、ブログに先に公表したほうか、正しく判断してもらえる可能性がある。)
 現在、このブログに投稿するための原稿の了解がポン研において、捕りにくい状況になりつつある。その原因を列挙するとともに、考察できたことがあるので、ここにあげてみたい。

1、 ブログという媒体を知らないので、知らない物に関しては、躊躇する。
2、 ブログに魅力を感じず、また、利益も必要性もないと思う。
3、 少人数の限られたメンバーの中での投稿は、安易に出来るが、ブログにおいては不特定多数の目に触れるため、気軽に公表できないと考えている。
4、 どうせ書くなら、ネットに出すより原稿を書いて印刷した方がいいと思っている。
5、 チャットという匿名の名前とバーチャルだとされる空間での研究会のため、リアルでの素性が明らかにされるのを、恐れている。

これらのことに対しての考察を書いてみたい。
1に対しては、知らないことに関して慎重なのは当たり前であろうが、知らないからといって、評価をしない、むしろマイナスの表現をするのは、別の話である。
2及び3については、現在の主な活動、ryo554氏が行う聖書講読では、約5~6人ぐらいの固定人数がポン研に集まり一元のチャッターが何人か訪れることで、運営がなされているといえる状況がある。これは、やはり、それだけのことが出来る資質のある特定の人しかリーダーになりえないことを、示しており、また、この聖書講読は オープンルームで行われているが、他のポン研の活動や研究会が現在行われておらず、5~6人の固定メンバーが、互いをよく知るってきた意味での閉塞感があると思われる。それについて、普及や啓蒙などの広げることではなく、門戸を開放しておくことが、閉塞感を解く鍵ではないだろうか。
4と5については、リアルで活動されている方が、異業種異文化交流的な発想で、このチャット研究会に参加されているものであるとも言える。
これらの考察をしてみただけでも、これまでのポン研の活動は、出来る人がやりたいことをやっているのであり、そのため、ポストモダンという冠を掲げながらも、方向性があるようで、見失いがちであったのではないかと思う。そのため、アーカイブにも、様々な分野の記録が残っている。
 ヨガの思想に、「物事は、緊張と弛緩を繰り返す」とある。これは、身体のポースを作るさいに与えられる本質的な原理を示しているが、緊張と弛緩を求心力と遠心力に読み替えることも出来る。2003年1月13日に始まったポン研の活動が、現在は弛緩の時期となり、遠心力を発しており、このままでも活動を継続できるならば、求心力の時期も訪れるかもしれない。少なくとも、研究会のメンバー達が楽しくてよければいいという段階よりも、研究会の成果をブログで発表していくとで、利他愛とも取れる「他の人の役にも立ちうる業績を残し、門戸を開放した」という次の段階に入ることになるのではないだろうか。
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  # by ponkenblog | 2004-07-26 18:48 | introduction

ブログにおける有効性と展望(1) dancer01jp

 今年の2月より、エキサイトで発足したブログをポン研として、3月からサイトを建てている。ブログは日本では、普及したとはいえず、また、ブログの使い方も、日本では、アカデミックな方向性ではないと指摘があるように、公衆の落書きといわれるチャットと同じく日記など個人の感情のはきだめになる可能性も含んでいる。
しかし、これは、ブログのシステムが悪いのでも、私の製作したポン研ブログが駄作なわけでもない。日本の環境が国際的な状況に追いついていないとも言えるし、また、今後、日本的なブログ環境を作り上げる可能性もある。

 ブログにおいて私が着目している以下の点である。
1、 掲示板のように人にきてもらうのでなく、ピング送信によって、複数のブログサイトに投稿した内容を自動掲載できる。
2、 トラックバック機能により、同じような記事及びサイトとの横のつながりである双方向性がある。
3、 先週よりPDF機能がついたことにより、将来、なんらかの形で本または文集になる可能性がある。
4、 ブログは個人で使用されているが、研究会として使用されているブログは今はみかけないので、新しい使い方であると自負している。

これらの内容は、時間とともにその着目度は、変化していくであろうが、本来、ポン研の要綱にもみられたように、研究会がチャットというツールから発足し、メンバーがマージナルな空間の住人(ネットを通じて、様々なことに差別なく挑戦している人達の会のはず)として、このネットの中で、様々な試みをしていくこと自体がポン研の活動の一端であるとも 解釈している。すなわち、ネットという新しいコミュニケーション・ツールの恩恵と利用方法の模索でもあるわけで、その一環として、研究会の内容だけでなく、このような告知の問題も、含まれると考えることができるはずである。
その意味においては、いまだ日本において、ブログが導入されたばかりといえども、有益だと思われる研究会の成果である情報を、品位と保ちつつブログに掲載することは、なんら恥ずべきことではないと思われる。むしろ、他にない研究会のブログとしてのあり方を模索していることを提示し、独自性を示していると言えよう。
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  # by ponkenblog | 2004-07-26 17:20 | introduction

ぽんけん!のウェルカム・メッセージ(sonia rykiel 2001)

ぽんけんのウェルカム・メッセージの骨子が以下の四点に決まりました。

1、ぽんけんは、個人のあつまりで、意見の統一をみない。
2、ぽんけんでの勉強会、プレゼンテーション等は、チャットというツールを使用して行う
  コミュニケーション等の実験の場である。
3、ぽんけんの枠の中でメンバー各自が自由に活動し、各自の生活や研究等に還元できるような勉強会にしたい。
4、ぽんけんでの、知識の勉強会とともに、会員の見聞、体験談も同等に扱い共有できるような会にしていきたい。

2003年4月6日(日) 午前0時17分sonia氏投稿より
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  # by ponkenblog | 2004-07-24 18:05 | information

ポストモダン綱領(暴発試案)

 私たちは相互の個人を尊重して、インターネットを介して、お互いの専門知識及び体験等を共有することを目的としていきます。
また、とあるレジメに関して、継続的に深く探究心を持ち、それぞれの思いを交差して、より一層の知識の拡充を図りたいと思います。

各自、発表者は、是非自分の専門知識等を、聴衆者に自信を持ってご発表していただきたい次第です。

2003年3月25日(火) 午後11時18分bouhatu1919さんの投稿より
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  # by ponkenblog | 2004-07-24 18:01 | introduction

2/22/03'暴発氏 発表「地球温暖化とCO2削減」 (sonia rykiel 2001)

地球温暖化とCO2削減問題 ―新建材を手がかりに―

論点
①暴発さんの問題関心の所在について
 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書(90・95・01年)によると、

 今後百年で平均気温が2~6℃上昇し、海水面が9~88cm上昇する可能性がある。
      ※ツバル・キリバスなど太平洋の島嶼は、水没の危機にある。

 また、過去50年間の温暖化は、温室効果ガスによる可能性が高い。
    大気中のCO2濃度は過去百年で260ppm から350ppmへ3割増加。
    気温は0.3~0.6℃上昇。これは、過去1万年で起きていない異常さである。
      ※18~19世紀は「小氷河期」と呼ばれ、平均気温が1~2℃低下。
       日本では、享保・天明・天保の江戸の三大飢饉が起こる。


②フロンガスの温室効果とその規制について  
 フロン規制は、オゾン層破壊防止から始まったが、フロンガスは温室効果ガスでもある。
 その温室効果は、二酸化炭素1に対して、フロンは1万倍(メタンは21倍)である。
   ※フロンやメタンは、二酸化炭素に比べ、短い波長の赤外線を吸収するとされる。

 京都会議(COP3)では、温室効果ガスとして、二酸化炭素、メタン、フロンが規制
 対象となり、排出量の具体的な削減目標が決められた。


③フロンガスの種類について
 フロンの種類については、 http://www.jfma.org/database/table.html

 フロンガスは和製英語で、正式名称は、CFC(クロロ・フルオロ・カーボン)。
  ※1931年にデュポンとGMの合弁会社が生産を開始。スプレー、冷蔵庫やエアコンの冷媒、
   精密部品の洗浄剤、発泡スチロール等に使用され、大気中に放出される。

   モントリオール議定書により、5種類の「特定フロン=CFC」については、
   先進国では96年に全廃。途上国は2010年に全廃。代替フロンの登場。

    「特定フロン」の一つである、CFC-12がベトナムから密輸入される事件あり。
     ちなみに、暴発さんの平成4年型スターレットにも使用されている。

 代替フロンの正式名称は、HCFC(ハイドロ・クロロ・フルオロ・カーボン)。
  ※発泡用のHCFC(他に、上記の冷媒、洗浄剤、スプレーに使われる)
   発泡スチロールや発泡ポリウレタンなどの泡(空隙)をつくるときに使用する。
   [例]代替フロンのジクロロフルオロエタン(HCFC-141)など。


④断熱材(発泡ウレタン)として使われる代替フロン
 ウレタンについては、 http://www.urethane-jp.org/chishiki/index.htm

 内装建築の作業工程(暴発さんのお仕事)
  鉄筋コンクリートへ発泡ウレタンを吹き付け、空気の泡をつくり、内カベをつくる。
  それが、断熱と結露防止の役割を果たす。そこへ化粧版であるボードを貼り付けていく。
   ※昔の土カベ=わらが空気のカベを作る 調湿作用がある。

 発砲ウレタン(400億円の市場規模)
  a液とb液を混ぜてつくる。そこで膨らんでくる補助材が、代替フロン(HCFC-141b)。
  ※この代替フロン(HCFC-141b)は、ハロンとして、京都会議で削減対象となる。
   日本でも、98年の法律により、2004年から規制対象となり、2020年には全廃。
     http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/l3.htm


⑤代替フロンの代替物質(HCFC-134a)の登場
 PRTR法(環境汚染物質の排出・移動登録法)などにより、規制されたHCFC-141bに
 代わり、暴発さんの業界では、指定外物質である、HCFC-134aを使用し始める。
  「規制と業界の無際限ないたちごっこ」
     http://www.jason-web.org/news/action/020908kadai.html
      規制対象外の代替フロンを使用(駆け込み需要)
      NF3は、CFC12と同等の温室効果がある。危険性を指摘
     http://www.greenpeace.or.jp/press/2002/20021101b_html

 このHCFC-134aの温室効果は、1800倍。1千万トンの二酸化炭素に相当。
 日本では、総排出量の0.8%を占める。これを微々たるものと評価すべきか否か?

 また、この有機性発砲ウレタン(HCFC-134a)は、難燃性となっているが、
 新宿歌舞伎町でのビル火災で明らかなように、不燃とは違うので注意。紙も難燃性。
 化粧版は耐火だが、内は「有機性」。よく燃えます。危険。


⑥暴発さんの環境対策(ロックウールという代替案の提案…業界に殴りこみ) 
 代替フロンを使わない環境にやさしい断熱材の業界普及を目指す。業界の新標準へ。

 ロックウール(繊維系断熱材…200億円市場)
  平米単価はロックウールが高い(施工スピードが落ちるから)。
  スラグ(製鉄所から出る廃材)を再利用したもの。耐火被服材や吸音材などにも
  使われる。消防法で不燃性に指定されいる。

  リサイクル系断熱材・岩綿(体に残らない)であり、体にもやさしい。 
   有害な石綿(アスベスト=発がん性物質 セメントの微粒子がまずい)ではない。 
    ※業界では塵肺(粉塵)健康検査を実施しています。


⑦質疑応答と今後の課題について
 地球は本当に温暖化しているのか?

 建築資材リサイクル法との関連について
  ISOでは無理 廃棄できない(フロンの玉が入っている)

 排出権取引について
  市場原理(神の見えざる手)に任せるべきか?
  外部経済(環境問題)の内部化は可能か?
    可 能…ベネフィットとコストを勘案(数量化)すべきだ。
        取り返しのつかないコスト(人命などの喪失)の場合は中止すべき。
        ただ、公共工事では、人命のコストすらも、内部化している。
    不可能…オゾン層破壊という膨大なコストを内部化できるのか?
        オーストラリアでの事例。
2003年2月24日(月) 午後11時00分投稿soniaレジメより
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  # by ponkenblog | 2004-07-24 17:50 | environment

「マトリックス」と「アキラ」(sonia rykiel 2001)

この前の日曜日に、映画「マトリックス」を見てきました。

 マトリックスの製作者もインタビューで告白してるらしいのですが、だいぶ日本のマンガやアニメの影響を

 受けているようです。確かに、大友克洋の「アキラ」で見た表現技法が随所に見られました。ネオのパワー
 
 を表現するため、球形に凹む大地。飛翔する超人のイメージ。疾駆するバイク。前作でも、銃撃のため崩落

 するビルの支柱の描写は、確かに「アキラ」のイメージそのままでした。

 隻腕となり、義手をつけた「テツオ」がグロテスクに変容していく様は、機械と人間が融合するという禁忌

 を見事に表現していると思うのですが、「マトリックス」では、首に差し込まれるプラグによって、いとも

 簡単に乗り越えられてしまっています。「アキラ」では、覚醒と超人は、現実なのですが、マトリックスで

 は、あくまでも、仮想空間での出来事であると、言い訳がましい設定となっています。

 ハリウッド版のゴジラの時も比較されましたが、米映画は、科学的な知見の裏打ちがないと、ファンタジー

 は作れないのかしらと思ってしまいます。また、「アキラ」では、終末と救いというテーマが見られました

 が、「マトリックス」では、抵抗と自立がテーマとなっています。次回作の題名は、ずばり「革命」ですよ

 (笑)。ほんと、ベタですよね。

 人間賛歌の楽観とヒーロー待望。ヒロインを救う愛。などなどおなじみの道具立てにうんざりしながらも、

 ただ、映像表現はやはり、グレードアップしてます。キアヌ・リーブスって、チャイニーズの血も混じって

 いるんですね。善玉のザイオンでは、ほとんど黒人が登場し、悪玉役は、純粋と思われる白人という図式も

 戯画的で笑えます。キー・メーカーもいい味出してました。オリエンタリズムも定番ですね。

 ということで、悪口ばかりになりましたが、一度ご覧ください。もちろん、前作を見ないと、面白みが半減

 しますよ。ではでは。
2003年6月12日(木) 午後0時13分soniaさん投稿より
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  # by ponkenblog | 2004-07-24 17:23 | movies

精神医療について (sonia rykiel 2001)

精神医療 メモ

①200万人の精神医療ユーザー
 中高年サラリーマンの心の危機  リストラ・競争の激化 ストレス関連疾患(抑うつ状態・自閉状態) 子どもたちの心の危機  自殺・犯罪・不登校  家庭内暴力 性的虐待  


②法案の歴史的な経緯
 精神衛生法 S25制定 S40改正 (精神病者監護法 M33 座敷牢の公認 + 精神病院法 T8)  ※84年 精神病院の不祥事続発

 精神保健法
  87年制定 社会復帰+インフォームド・コンセント  都道府県に精神医療審査会を設置
  93年改正 大都市特例の導入 精神障害(者)の定義の明確化  保護義務者⇒保護者
       地域生活援助事業(グループホーム)の法定化  社会復帰促進センターの設置  欠格条項の見直し
   93年 障害者基本法改正  精神障害者を障害者と規定

 精神保健福祉法(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律) 95年制定
   長期入院の隔離主義 ⇒ 地域での支援の重視(グループホーム・小規模作業所 人権尊重への方向転換)

  99年改正 医療保護入院の限定化  仮入院制度の廃止  ※付帯条項あり(触法精神障害者の問題については継続審議)


③視点
 昔…精神医療・衛生  衛生という名の拘禁  衛生から保護へ
 今…精神保健・福祉  ノーマライゼーション キュア ⇒ ケアへ

精神衛生(メンタル・ハイジーン) 精神障害の予防と治療中心 ⇒ 施設収容奪処分による自由の剥奪

精神保健(メンタル・ヘルス) 精神障害のリハビリと社会復帰中心
 措置入院(行政の鑑定/強制収容)・医療保護入院(同意入院)・任意入院(本人の希望)
  保安処分 精神福祉保健法の措置入院(治療処分) 売春防止法の補導処分  成人の保護観察  少年の保護処分
       社会防衛的処分(治安維持法/保安拘禁 ファシズム 天皇制・私有財産制と矛盾する思想行動の取り締まり)
       責任無能力者への保安処分/責任能力者への刑罰
  地域支援 リハビリ デイケア デイサービス


④触法精神障害者の問題(約1000人)
 きっかけ 2001年6月 大阪教育大学附属池田小学校 児童殺傷事件
 
 障害者への偏見・誤解を深め、歪みを助長するのではないか?
   精神医療を受けること/凶悪事件が密接に関係しているかのような差別と偏見を拡大する懸念がある。

 障害種別間の施策格差をますます助長するのではないか?
   地域医療体制の充実が不可欠

 匿名報道主義
  2000年 朝日新聞の報道新基準  精神障害者/刑事責任能力のない心神喪失者 通院歴や入院歴と刑事責任能力の有無
  2001年 池田小の事件を一斉に実名報道(産経新聞・フジテレビ・NHKの7時のニュース)

⑤対策(法改正について) 遺族への情報開示
 社会的入院 ⇒ 介護保険制度の拡大(高齢化社会対策から社会福祉全般へ一元化)

藤丸参考人の意見 看護師?
 精神医療全体の底上げ  マンパワーの充実(精神科看護師+精神保健福祉士)
  司法精神科看護(専門病棟/指定入院医療機関) 社会復帰コーディネーター  精神科訪問看護 の必要性

高木参考人 精神科医?
 医療は迅速に、司法は慎重に
  ①再犯予測と予防拘禁(保安処分という司法の関与)…予測は不可能なのに、人身の自由への干渉・制約が強い
    精神障害者は、全刑法検挙人員の0.2%(重大犯罪はさらに数が少ない)を占める。重大犯罪は更に少ない
    再犯率 精神障害者…6.8% 一般受刑者…28% 
    保安処分は司法的な不利益処分である(⇔治療だから不利益に当たらない)

   再犯予測と措置鑑定…自傷他害のおそれありだから可能 
   再犯予測率は6~7割 一般受刑者にしないのはなぜか?

  ②起訴前簡易鑑定の不十分さ・ばらつき・でたらめ?
    8割は発病前から繰り返し犯罪を犯すのに…司法  精神病と鑑定されると…精神医療へ  制度運用面の不備
     検察の秘密主義にあるのでは? 検察寄りの判断を出す 

  ③心神喪失者の責任能力判断の問題
    精神病質・人格障害/心神喪失者・心神耗弱者 の線引きのあいまいさ ボーダーライン いらぬ誤解や偏見の元凶
    精神病質・行為障害・人格障害は治療しない?

蟻塚参考人 精神科医
 精神保健福祉法の改正
  ①入院手続法でしかない  精神衛生法の枠組みを引きずっている  長期入院という悪循環の繰り返しになるのでは?
  ②日本のベット数の多さ  日本…33万床  イギリス…2万5千床
  ③民間病院への丸投げ  精神と高齢者は民間でやってはいけない。 外来診療だけで経営できる診療報酬を保障すべきだ
  ④外来診療と地域ケア  社会復帰施設は、全国に一割。地域ケアの充実で初犯は減る。安上がりの収容法だ
  ⑤精神科医の少なさ  全医師数の4%のみ 精神医学の時間数が少ない 10~12%へ増やすべきだ
  ⑥施設化/シックロール(患者の役割) 急性短期…メリット  慢性長期…デメリット
   暴力化/オフェンダーロール(犯罪者の役割)を果たすようになるのではないか?
  ⑦保安病院ではないのか? 保護観察所を拠点にできるのか?
  ⑧キャッチメントエリアの必要性(30万人で医療・福祉・心理チームを作る)

2003年9月24日(水) 午後10時03分 ソニアさんの投稿より
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  # by ponkenblog | 2004-07-24 11:21 | health

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